ORICOLOG

銘仙が好き過ぎて、秩父銘仙後継者育成講座生になりました!

「スカリと銘仙展」@ちちぶ銘仙館

秩父へ通い始めて初めて知った!というモノ・コトは多いのですが、スカリもその1つ。

夏に、おしゃれな同期がいかにも涼しげなかご素材の、リュックとナップザックの間のようなバッグを持っていて思わず

😍「素敵だね~」

と言ったら

😚「これはスカリだよ。秩父の」

と教えてくれたのです。

この日は、そのスカリの展示会でした。

スカリとは

そもそも、スカリとはなんなのでしょう?

私は、”アケビのかごバッグ”、”アタのバッグ”、その他”ラタン”や”ラフィア”や”シーグラス”など、かごバッグの素材となる草木の名前だと思っていました。

が、どうやら違うようです。

スカリの原料は、岩スゲ。

岩スゲ=「清水の沢の岩場で育つ下記の草」のようです。

見た目は手がスパッと切れそうな、いわゆる”包丁草”みたいですが、

ひたすらカサカサしている包丁草と比べると艶があり、しっとりと目が詰まっている感があります。

岩スゲは名の通り、そこらへんに生えている包丁草とは違い、高山に生息しているらしい。

となると、簡単に入手できるから、もったいないからという理由ではなく、この草でなければならないという理由がありそうです。

残念ながら、そこまでは分かりませんでした。

見た目が似ているから、レモングラスでもこういったカゴを編んだら、良い香りがして素敵かも~✨とか思ったのですが、なぜ岩スゲでなければならないのか…

理由が分かればもっと理解が深まったかもしれません。

展示内容

手持ちのかごバッグもたくさん展示されていますが、

この、リュックとナップザックの中間のようなバッグが、恐らく一番オーソドックスな「背負い編み袋」。

元々は、山仕事へ行く時の道具や、お弁当を入れていたものだったとのこと。

写真に収めていませんが、お2人職人さんが実演されていて、

😊「やってみる?」

とお声がけ頂き、私もちょっぴり触らせていただきましたが、いやー難しい!!!

お2人は、にこにこ我々とお話しして下さいながら、いとも簡単にスススーーッと綯っていらっしゃるのです。

職人技とはまさにこのこと…と思いつつ、しかし何だか既視感があると思ったら、ザ!鉄腕!DASH!!でよく見る技なのだった。

(※我が家はあまりTVを見ない上、バラエティ番組に至ってはザ!鉄腕!DASH!!しか見ないので、印象が強烈なのです)

あちらは藁で、こちらはスカリという違いはあれど、綯う手つきは一緒でした。

DASH!!の人たちも、相当苦労して身に着けたのであろうなぁ…と思ったのでした。

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染織 着物

〚講座振り返り〛1月の記録④ 綿、最後の糸変に突入!

捺染も終わり、いよいよ綿も最後の色を変える時がやってきました・・・!

糸変!!!

2色目…というか2配色目を437㎝まで織った!

私は、この綿の反物を半幅帯にしようと思っています。

帯にしようと思っている者は大体400㎝とちょっとまで織ってから、次の糸に進みます。

なぜなら、洗ったら縮むから…

そして、どの程度縮むかは何とも曖昧なままだからです…

半幅帯は大体360cm〜380cmが標準とされているので、437㎝まで織ったら十分でしょう!

多分!!!

さて、ここで振り返ってみます。

1配色目 さわやか系

薄い黄緑×白(グレーだったか?)×黄色でさわやか系。

2配色目 ガーリー系

赤の3本線を入れて、ガラリと変えました。

3配色目 どうしよう?

また試し織りからスタートです。

本当はこの茶色を使いたかったのだが、まー、よく切れる事!!!

糸巻きの段階で切れまくりです。

もうびっくりですわ。

緑も巻いてみました。

織り方が悪いせいかもしれませんが、いやホント切れるわ茶色…

こんな風にしていこうかなーと定まってきたのは良いとして、

織っている途中で切れるのは許しがたし!

都度、直すと時間もかかりますし。

倉庫に別の茶色糸はないかな?と頑張って発掘してきたこちら。

どれだけ昔のものかは分かりかねるが、大体、上部にほこりが溜まっているのか何なのか、白っぽくなっていることからも嫌な予感がビンビンします。

予感は的中し、糸巻の時点でぶちぶちと切れるのでした…

これ以外に茶色はないので、もう諦めて、

大量に在庫のある、このココアカラーにちょっと赤を混ぜたような色にすることに。

本当は、THE!こげ茶色!が良かったのですが、ない袖は振れません。

いや、袖はあるのだけど使えないのだった…

秩父錦甕口酒 秩父銘仙限定柄を求めて八尾百貨店へ

講座が終わった後、八尾百貨店へ。

駅からも見えます。

お目当てはこちら、「甕口酒」。

これ、めちゃくちゃ美味しいのですよ…

難点は、パカパカ飲めてしまう所かしら。

新聞紙で包まれているのが通常版で、

銘仙柄包装版が限定です!

秩父銘仙の織元さんが捺染の際に使用された新聞紙たちです。

私はこちらを購入。

この柄、どこかで見たことがある…と思ったら、

shosetsu-maru.com

「木挽町のあだ討ち」原作者の永井紗耶子さんがインタビューでお召しでした!

柄は新啓織物さんの現代銘仙です。

「木挽町のあだ討ち」は、既に映画も鑑賞、原作本も読了と両方制覇しており、すごく良かったのでまた別記事で書こうと思います。

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染織 着物

1月・2月着物コーデ記録まとめ

1月

1/12 弥生美術館 『はいからモダン袴スタイル ―「女袴」の近現代―』へ

アンティークの小紋、アンティークの梅の刺繍の半襟、アンティークの梅の帯、綿入りの道中着…とアンティークコーデ

訪問時の記事はこちら

momodandelion.hateblo.jp

1/22 何となく着て近所を徘徊

さくらんぼ🍒の紬、アンティークの帯、裄直し(裄出し)済の梅の羽織、銘仙バッグ

可愛い紬をGETしたので、ウキウキしながら着ました。

色を合わせただけのコーデ。

だから髪も適当。鏡越しに写真撮るの、すごく難しかったです。

1/25 ロイヤルパークホテル「日本料理 源氏香」でランチ

お気に入りの小紋(今はなき青山みとも)、縮緬のヘビロテ羽織にヘビロテのふくれ織り(?)万能帯…

この日は新しいカレンブロッソをおろしました。

1/31 三鷹市美術ギャラリー「日本の色 染司よしおか 吉岡更紗の仕事」へ

錦紗ちりめんのアンティーク小紋、アンティーク染めの半襟、アンティークの長羽織、アンティークの梅の帯再び!

丈が全然足りないので対丈で。

しかし、袷とはいえ薄手…この日は寒かったです。

2月

秩父 Mahora稲穂山「第5回銘仙展 温故知新・秩父絹ものがたり」

逸見織物の現代銘仙、豆千代モダンの半襟、ヘビロテのふくれ織り(?)万能帯…

全身のを撮り忘れていたら、心優しい同期が写真を送ってくれました。

センスも人柄も良い同期と

何ということでしょう…私、襟が…全部広がっているーっ!

今気づきました…

2/23 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』SCREENX版!

4回目の無限城…1~3回目の時は暑すぎて着物どころではなかったので、ようやくです。

「水の呼吸一門」概念コーデ

どう見ても炭治郎な大島紬、例のヘビロテ帯、瑞雲の羽織

正直、この長着にこの羽織は合ってない気がするが、今回の映画は水の呼吸兄弟弟子に一番グッと来たので、応援の気持ちで概念コーデを。

この羽織はアンティークならではの地紋の美しさと、縫い取りの織りが素晴らしく、一度洗いに出して綺麗にし、裄も出してもらった大のお気に入りです。

簪はmahora稲穂山の銘仙展で購入した、木村和恵コレクション

1・2月は6回着物を着ました。

本当は、もっと着たい!

しかし、こうやって見ると、実に葡萄🍇のふくれ織り(?)帯の万能であることよ…

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染織 着物

〚講座振り返り〛1月の記録③ 捺染後の作業

捺染→蒸し作業の後は、乾燥アンダーの洗浄という作業が待っています。

前回の記事↓の続きです。

momodandelion.hateblo.jp

この作業は捺染の日の翌日に行うようです。

(秋に見学した時↓も2日連続だった)

momodandelion.hateblo.jp

なので、1日目:捺染 2日目:乾燥・アンダー作業と、2日連続で銘仙館へ。

①の作業は前日の時点で終わっているので、

この日は②の乾燥作業からスタート。

①蒸し::捺染された経糸(たていと)を蒸し、染料を定着させる
②乾燥::蒸した後、乾燥機(タンブル)で乾燥させる
③アンダーの洗浄

乾燥させる

巨大タンブルで乾燥させるのですが、この日はトラブルがありました。

タンブルのここの部分が微動だにせず、

「あれ…?おかしいな…」と何度も試みる先生。

手伝いたいが、何も分かっていないのでなすすべもなく早く直る事を祈るしかない我々。

結局、先生が何とかして下さって事なきを得たのですが、この古いタンブルにまた別の不具合が生じたら一体…?

秩父でかつては500軒以上あったと言われている機屋・加工場も、いまや片手で数えられるほど。

という資料はいくつか見ることが出来ますが、単なる後継者不足だけでなく「機械の維持やメンテナンスの問題」も大きく影響している気がします。

さて、無事にタンブルは動き始めました。

乾かしながら巻かれていきます…!

生じてしまったにじみに落ち込む私に、やさしく励ましてくれる同期…😢

完成!(巻き終わり)

アンダーを剝がしながら巻いた反物状の経糸…!

先生が包んで下さいます。

赤子サイズ!

アンダーの洗浄

反物状の経糸を挟むように包む長~い晒のような布。

それがアンダーです。

経糸がきれいに巻かれた後、はがれたアンダーはグッチャグチャ状態。

それを、1枚ずつクルクルと簡単に輪っか状にし、

ぐつぐつと地獄谷のようなこちらに入れて洗います!

竹でぐつぐつと…

ぐつぐつ…かき混ぜます。(同期が)

で、私は何をしたかというと、洗ったからにはすすぐ必要がありますので

洗い①のステンレス槽からすすぎ②ステンレス槽へ移動させました。

もちろん、手で鷲掴みです…!

(ちゃんとゴム手袋はしている)

水を吸っているのでズッシリ、めちゃくちゃ重いです…!

すすぎの後は脱水です。

「白い約束」という、日立の洗濯機の脱水機能だけ使います。

銘仙館(もうすぐ築100年)よりはグッと現代に近いが、平成初期~半ばくらいのだいぶ年季の入った洗濯機です。

かなり気難しい性格なので、ご機嫌を伺いながら均等に押し並べ、何度も分けて脱水します。

4回くらいに分けて脱水したんだっけかな?

だいぶ、洗濯機と仲良くなれた気がします!

そして、干します。

この日は前日に続き、よく晴れて気候も暖かく、実に作業する人間に優しい日でした。

雨の日はどうするんだろう?

最後に、アンダーも巻きます。

これで終わりです!

ランチ

この日は講座の日ではないので、ちょっと足を延ばしてカルネへ行きました。

とてもおしゃれ…!

講座生5名で伺ったのですが、奇跡的に席が空いていました!

ラッキー!!

これだけ本や雑誌があるのに、1冊も我が家の本棚と被らないのが不思議

カレー2種と

デザート&ミルクティをいただきました。

ひとりひとり器も違って、全部おしゃれ。

私のデザート&ミルクティはクイストゴーのアズールかな?

カウンターも素敵です。

落ち着いた北欧×秩父の世界が広がる

織りの続き

絹糸の捺染が終わってしまった今、一刻も早く綿を織り上げなければ!

この日も夕方まで織り続けました。

380㎝ちょっとからスタート

途中、紐を引っ張っても全っ然シャトルが飛ばなくなってしまうトラブルが💦

「えっ、なんで?!」

と相当焦るも、皆目見当もつかず。

(”なんのこっちゃ”かと思いますので、”あー、またなんかトラブったんだな…”と思って下さい)

私が慌てていると、優しい同期が様子を見に来てくれました。

何のことはない、ロープが外れていたのでした。

ここにロープが通っていないといけない

指摘されれば実になんてことない事なのですが、初めての事象。

一難去ってまた一難…

一トラブル去ってまた一トラブル…😂

あっという間に解決

それにしても、なかなか綿が織り終わりません。

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染織 着物

〚誂え日記③新啓織物さんの現代銘仙〛いよいよ和裁士さんの元へ

八掛・胴裏などのお支払いを済ませ、ようやく銘仙は私の元へ…



今度は、いつもお世話になっている和裁士さんへ仕立てのお願いをしに行きます🏠🏃‍♀️

突然ですが、皆さんはどうやって着物を誂えていますか🤔?

✅デパートや呉服店で反物を選び、そのまま仕立ても依頼
✅祖父母・両親の代からお付き合いのある方へ依頼
✅紹介
✅自分で(和裁スキルあり)

のパターンが(上から順に)多いのかなと思いますが、実際どうなのでしょう。

私個人の話になりますが、着物の仕事をしていた祖母は既に亡くなり、お付き合いのある呉服店やデパートも全く分からないので、自分で何とかするしかありませんでした。

🔍 信頼できる和裁士さんの見つけ方

そこでどうやって見つけたのかというと、自分の住んでいる自治体の「伝統工芸展」
試しに特定せず「区伝統工芸展」とGoogleで検索してみます💻

すると、パッとみるだけでもこれだけヒットします。

  • 📍 豊島区伝統工芸展 ⇒ 和服仕立
  • 📍 大田区 ⇒ 和裁(2名)
  • 📍 「伝統の技と味しながわ展」 ⇒ 和裁
  • 📍 練馬区 ⇒ 和裁

他の地域でもきっとあるはず!

2年前、フラッと立ち寄った「伝統工芸展」に和裁士さんが参加されており、色々聞いて、後日持ち込んだ(文字通り、自宅へ行った)のが一番最初でした。🏡

伝統工芸展によっては和裁士さんのワークショップなどもあります!
人となりも何となく掴むことができ、安心して依頼することが出来ます✨

最初~4・5回までは主に裄直しを依頼。
「直してでも着たい」
「いやむしろ、直して着たい」
とほれ込んでいるアンティーク着物や羽織がメイン。

それから、初めて反物をお預けし、単衣の小紋を仕立てて頂きました。

和裁士さんは、当然と言えば当然なのかもしれませんが着物に造詣が深く、でもアンティークやリサイクルにも興味津々で対応してくださいます。
いつもお伺いすると、30分~1時間くらい怒涛のおしゃべりをしてしまう…💬

✨ いざ、反物を持って和裁士さんの元へ

さて、約束の日に新啓織物さんで購入した反物を持って伺うと、反物を広げた瞬間

 

和裁士さんアイコン
「うわあぁ~~~、かっこいい!!」

と大絶賛の和裁士さん🌟

恐らく、現代銘仙は初めてだったのではないでしょうか。
”銘仙”という種類の着物がある事は知っていても、現在でも生産されている事を知っている人は多くありません。

まして、購入して仕立てに出す人となると、更に少ないだろうなというのが私の予想。

それもあってか、とにかく和裁士さんはめちゃくちゃ褒めて下さいました。
懸念していた、反対色が過ぎるターコイズカラーの八掛も、見た瞬間

和裁士さんアイコン
「良いよ、良い組み合わせ!」

と太鼓判を押してくださり、私のテンションはまた最高潮に😆

襟部分どうしようかな?と試しているところ

仕立て上がりは約2か月後…
楽しみで仕方ありません💞
仕立て上がったら、また記事をupしたいと思います。

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染織 着物

〚講座振り返り〛1月の記録③ いよいよ捺染本番 その2

捺染する経糸は台の上に鎮座!

その下に新聞紙も敷かれ!

型の準備も整い!

色糊も水が足され柔らかくなった!

前回までの記事

momodandelion.hateblo.jp

いざ、捺染じゃ~🐚🐚🐚

先生が型を置いて下さいました…!

と、その前に。

先輩から「捺染はすごく汚れるよ」という話を聞いていたので、私はゴム手袋・既にペンキで汚れている割烹着・ズボンの上にレッグウォーマーという完ぺきな姿で臨むことに。

でも先生は素手…覆い過ぎな自分がちょっと恥ずかしくなりました…

色糊はこれくらい。

この画像↑、先生が手にされているのは何と、線香です。

もちろん、火が付いた状態。

どうやらホシ(型の穴)が小さかったらしく、驚くべきことに、広げるために使われるのです。

この状態でいちいちカッターで彫るのは現実的ではないし、火であぶるのは危険すぎですし、線香を押し当てるのは一番楽で失敗がなく早い、まさに職人の裏技を目の当たりにした瞬間でした!

1型目

市松は型を2つ使用します。まずは1型目!

優しい同期が撮ってくれました。

必死になって捺染しているのでゴム手袋がずり落ちているのも何もできずです…

腕をカバーし、かつズリ落ちないゴム手袋が最適と知りました。

↓こういうタイプ…!

ショーワ No140腕カバー付厚手 Lサイズ バイオレット

2型目

この色で正解なのだろうか…?

一抹の不安…よりもう少し強い懸念が生じますが、

「緯糸を入れると色が沈み、色が大体半分くらいの薄さになる」

という先輩の言葉、そして先輩が見せてくれた過去作品や色の確認のための反物を見たので、それを信じる!

私は信じる!!!

私の捺染が終わり、ちょうど12時になったので、お昼休憩です。

それよりなにより、赤で囲った部分…私が最も恐れていた「にじみ」が大量発生…

ショックでした…

ランチ

いつものモンへ。

この日は「豚の生姜焼き定食」を頂きました。

それに、コーヒーとケーキをプラス。

ケーキも美味しかったのですが、ししゆず(鬼柚)の甘露煮みたいなのが非常に美味!

午後

午後は、同期の捺染です。

デザインの関係もあり、画像などはここに載せられませんが…

今度は私が型を抑えたり、一緒に持ち上げたりと場所をチェンジして共に頑張りました。

おまけ

捺染出来ていない(=染まっていない)部分は、このように…指に染料をつけて、ポンポン・すりすりします。

これが絵具だと境目がにじみそうですが、粘りの強い色糊だからか、全然問題ありませんでした。

お片付け

捺染の作業が終わった後は、型・木枠・糊鉢・柄杓など、使用したものを洗って洗って洗いまくります!

もちろんお湯なんか出ません。

秩父のすこぶる冷たい水で、年季の入ったブラシのようなものを用いこすり流しまくります!

しかしこの日は運の良いことに、秩父の1月にしてはポカポカと暖かい日なのでした。

干される型。なんかエモい。

極限まで洗った木枠

蒸し作業

秋に捺染見学をした際は翌朝蒸し作業をしていたのですが、この日は当日に。

この、蒸すための大きな機械を何というか分からないのですが、とにかく、凄まじい蒸気と音!

そして、謎の匂いも。

この蒸すための機械は織機の部屋とつながっているので、我々は

🥃「ウイスキーの樽の匂いがする」

♨️「温泉っぽい?」

😋「なんか美味しそうじゃない?」

などそれぞれの感想を述べつつ、織り機に向かっていたのでした。

(まだ綿の織り作業が終わっていない!!!)

蒸し作業の合間、我々は織り場で作業の続きを。

ここからスタート

ここまで織れました

講座後のカフェ⇒武甲庵

疲れ果てた我々は、またまた武甲庵へ…

私はガトーショコラとミルクティを頂きました。

同期はチーズケーキ

ここは、とても素敵なギャラリーが併設されていて、ゆったりした時間が流れて癒されます。

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〚講座振り返り〛1月の記録③ いよいよ捺染本番、準備と悲劇…

他の人のスマホで自分のブログを見た時、あまりに広告がウザくてびっくり。

なので、はてなproに申し込みました。

これで少しは読んで頂く際のストレスがなくなるはず…

捺染(なっせん)について、私は並々ならぬ思いを抱いている者。

捺染の2週間前から毎日走り(1日5分~15分程度ですが)、筋トレをし、備えてきました。

その気持ちについては前回のブログをご覧ください。

momodandelion.hateblo.jp

捺染前に起きた悲劇

あれは捺染当日・・・の4日前のこと。

会社員である私は、出社のため自宅を出ました。

そして、何もないところで滑り、踏ん張った!のは良いのですが、踏ん張った先に縁石があり、足を引っかけて転びました。

あまり手入れのされていないアスファルトで思いっきりズササーッといってしまい、しばらくは動けない程。

もちろん流血。

無駄に反射神経が良く、顔面からいかずにぱっと手が出たのは良かったのですが、あろうことか利き手だけ掌をひどく痛めました・・・

あまりの痛さと何も持てない力の入らなさ具合に(これは骨までいったか?!)と思ったものの、運の良いことに骨折まではしていなかった。

打撲で済みました。

さらに運の良いことに(?)、私はその前日抜歯をしており歯医者さんから抗生物質が処方されていたのでした。

それと、家にあるコラーゲンを山もり飲みまくり、

数日間のみ過剰摂取しまくったコラーゲン、今はちゃんと容量守ってます

傷内部に砂まで入って、整形外科の先生も眉を顰めるかなりひどい擦傷だったのが、数日で中年とは思えない回復力を見せました。

捺染に自分の持てる全てを注ぐ、という気持ちはもちろんなのですが、ペアなので、相手の足を引っ張ることだけは絶対にすまいぞ、という気持ちも強く、気合で何とかしました。

捺染当日

秩父銘仙の捺染加工を手掛ける、現在唯一の工房の職人さんが先生として来て下さいます。

銘仙は分業であるということを、ここでも感じます。

木枠を決める

型を保管している棚の横に無造作に置かれた木枠。

ものによってこれだけ大きさが違ったりするので、

大きめを選びました。正直、カンです。

木枠に型を取り付ける

取り付けは先生が対応してくださいます。

大量の画鋲で、型をピンと張り、しっかりとめていく。

捺染室に大量の画鋲がある理由を知りました。

色糊を運ぶ

織場の奥に待機していた色糊を、同期に手伝ってもらいながら捺染室へ運びます。

ご覧いただきたい、このレトロすぎる台車を…!!!

現役で動いているのが、すごいです。

しっかり捺染室に色糊を届けてくれました。

色糊の調整

かなり固めだったようで、先生が調整してくださいました。

このためのヤカン🫖(?)が捺染室にあります。

ひたすら水を足して、先生自らかき混ぜてくださいます。

そういえば、色糊づくりの時のブログで、色糊を入れる容器を甕、混ぜるものをへらを書いた気がするのですが、後日展示室で確かめたところ、

糊鉢(のりばち)杓子が正式名称でした…

経糸(たていと)の登場

反物状態の、長~~~い経糸が登場しました。

お分かりいただけるだろうか?

反物(布)のようで反物ではないということが。

ピンと張っているだけで、まさに髪の毛状態ということが。

この画像を見ていただくと、

ジグザクと緯糸がカジュアルに入っていることが分かります。

このカジュアル緯糸によって、バラけないのです。多分。

バラけないとはいえ、この髪の毛状態の緯糸に型を置いて捺染するのか…ゴクリ…

新聞紙を敷く

この長~~い経糸、実際はこれで全てではありません。

上記写真の右側には、まだ広げられる前の巻かれた状態がスタンバっております。

そして、左側には先頭を固定し、ぐるぐる巻きつけていく装置があります。

その装置には、アンダーと呼ばれる白い長い布を用意し、絹の経糸をサンドするようにします。

この白い布×2がアンダー

広げられた絹の経糸の下には、新聞紙を敷きます。

前回の「捺染の練習をした記録」ブログで

・使える新聞紙と使えない新聞紙がある

・新聞紙の敷き方にもやり方がある

と書いたと思うのですが、この日もあっという間に終わってしまい、正直またまたよく分からなかったのでした…

新聞紙が敷かれた状態です。

さぁ、捺染本番はいよいよ準備が整いました!

続く…

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