この日は、非・講座日でしたが、次回の講座が捺染(なっせん)なので、型の無駄な部分を切る作業と、少しでも織りを進めるために自主練で銘仙館へ。

型の無駄な部分を切る作業
以前作った捺染のための型の四隅の…

紗だけ余った部分を、文字通り

切り落とすだけです。
これは、ものの数分で終わりました。
捺染の練習という、神からの提案
朝一番に捺染の体験の申し込みがあったようで、私が銘仙館に到着した時、お客様がとても素敵に椿の捺染を行っていらっしゃいました。
経験豊富な先輩が付きっ切りでサポートされていたので、ご挨拶を。

誰もいない、❆極寒織り場❆に到着し、

まずは火でも起こそうかな🔥と思っていたら、先程の先輩が登場!
そして!
「捺染の練習、してみる?」
という驚きのご提案!!!
神か?神なのか?!
実はご挨拶の際
私「来週、捺染なんですよー不安です」
先輩「頑張ってね~練習した?」
私「いえ、ぶっつけ本番です。不安でしかないです」
先輩「えー……、本当に?!」
というやり取りをしていたのですが、どうやら心から心配して下さったらしい。
捺染は難しい、難しいと経験者は口を揃えて言いますが、未経験者(つまり私)は
「そっか…難しいんだ…」
とただ漠然とした不安を抱えつつボエーとするしかないもの。
まさに渡りに船とばかりに即座に
「やります!お願いします!!!」
と叫んだら、なんという偶然。
私と一緒に次回捺染予定の同期(※捺染はペアで行う)が廊下を歩いているのが目に入りました。
彼女にも声を掛け、2人で練習をさせて頂くことに。
(※最終的には、もう一人同期がやってきて、3人になりました)
新聞紙を敷く

ただ単に新聞紙を並べているように見えるでしょう?
しかしその実、
・使える新聞紙と使えない新聞紙がある
・敷き方にも向きがある
らしいのです…
結局、「そうらしい」というだけで、よく分かりませんでした。
布を敷く
練習用の布(廃棄予定の木綿)を新聞紙の上に敷きます。
本番は布ではなく、緯糸がカジュアルに入っただけの絹の経糸なので、やはり感触は違うそうです。

型を置く
いよいよ捺染です。
まずは先輩がお手本を見せて下さいます。

しっかり木枠を押さえ、木ヘラでグーッと端まで色糊を持って行ったら、2回掻っ切る!

2型目
1つの型が終わったら、次は2型目です。
これが更に難しい…!
まず、合わせる部分の星(ホシ)を見つけるのも大変な上、ドンピシャで型を乗せるのがこれほど難しいとは。

お分かりいただけるだろうか?

もっと近づいてみますと…

↑こちらは1型目の色と2型目の色が割といい感じですが…
↓こちらをご覧ください

ズレていますね、思いっきり!!!
捺染の練習して分かった事
難しいです、捺染。
型は思ったより重く、色糊はいう事を聞いてくれず、姿勢は腰痛持ちにはかなりきつい。
先輩曰く
・今回は木綿の布だが、本番はほっそい絹糸の経糸なので、また違う
・今回はシルクスクリーンの型だが、本番は紙なので、下が見えない
(=要は、星(ホシ)頼みとなる)
とのことで、
😱今回も相当難しかったのに、本番はもっと大変なのか…
と顔が強張りました。
先輩からは、捺染用の筋トレを推奨されました。
しかし…!
実は私、捺染に漠然とした不安を抱えていて、1週間ほど前から軽く走り始めていたのです…!!!
全ては捺染を滞りなく遂行するために!!!!
なぜ、捺染をこんなに恐れているのか
私の型は、市松です。
市松と言うと、直線ですし、とっても簡単そうでしょう?
実は私もそう思っていました。
しかし、実際手を出してみますれば、とんでもなく大変な柄だったのです。
まず、誤魔化しがきかない。
様々な模様が色とりどりに散っている柄は、彫るのは大変だが、実はそこまで粗が目立たないという利点があります。
反転、市松は少しのズレ・にじみも許されない…目立ってしまう柄なのです。
(しかも、作業して分かったのですが、ぶっちゃけ彫る時も”吊り”が必要なので、直線なのにそこまで楽なわけでもなかった)
先生、先輩方、出入りする職人さん(織元さん)たち全員が全員、まず第一声が必ず
「あ~~~~、市松ね~~~~」
というのも、まぁ納得です。
でも、もう後戻りはできない…!
さぁ、捺染本番どうなる?!
続く!!!
…長くなってしまったので、織りの続きと、ランチは別記事で書くことにします📝