ORICOLOG

銘仙が好き過ぎて、秩父銘仙後継者育成講座生になりました!

リサイクルショップ「ぐるぐる」@秩父で見つけた!『リボルバー・リリー』シシド・カフカさん風 銘仙

9月某日の秩父銘仙後継者育成講座の後、同期5人で訪れました。

所在地: 〒368-0042 埼玉県秩父市東町30−2
電話番号: 0494-23-7296

paypay使える

口コミもとても良いです!

地域密着型のリサイクルショップ。

外観

お店の外に銘仙がかかったラックが出ていて、興奮を抑えきれない我々。

店内は、半分が着物関係強・半分弱がその他さまざまといった感じでした。

着物類は圧倒的に昭和40年後半頃~平成前後世代のものが多いですが、銘仙も想像以上に扱っていらっしゃいました。

※銘仙の量に関しては、その時々の入荷次第かも

お手入れは行われていない印象で、その分とても安いです。

状態の悪いものは材料用なのか、さらに激安(1000円とか)。

しかし、1つ1つ丈・裄・身幅が記載されていて、丁寧な印象を受けました。

何より、お店のオーナーさんが着物好きで、親切です。

同期のために、様々な帯締めを出して

「ああでもない、こうでもない」

と一緒に悩んでくださっている姿を見て、ありがたいと思いました。

ただ正直に言うと、IKEAとかで目が痛くなったり鼻水が出るタイプの人には、店内ちょっときついかもしれません。

購入したもの

私は、銘仙の長着と型染の帯を購入。

家に帰って干してみたら、半幅だと思っていた帯は名古屋でした。

銘仙は🤔どっかで見たことあるな…と思って記憶を探っていたら、思い出しました。

リボルバー・リリー

2023年製作/139分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2023年8月11日

リボルバー・リリー 通常版 [DVD]

劇中に登場する、シシド・カフカさんの衣裳に似ているのです!

出典:映画「リボルバー・リリー」より

早速、シシドカフカさん演じる"奈加”風コーデを組んでみました。

劇中衣裳より、だいぶ攻めた感じになってしまった。

着物:リサイクルショップぐるぐるで購入の銘仙

帯:以前、銘仙展(@Mahora稲穂山)で木村和恵先生から購入した帯

(雲絞りっぽい、朱色×黒)

帯揚げはモノトーンより黄色の方が合うかも?

『リボルバー・リリー』衣裳&写真展では、奈加さんの衣裳はこんな感じで展示されていました。

映画の話をしますと、ストーリーよりも美術と衣裳に注目した方が幸せになれると思います。

とにかく大正12年の世界観が素晴らしかったです。

主人公の綾瀬はるかちゃんの和装・洋装姿や、古川琴音ちゃんの華やか銘仙(夏銘仙も可愛かった)のみならず、冒頭の秩父のお屋敷で働く女中さんの縞銘仙、銀座(多分)の街を歩く女性たちの着物姿も必見。

特に、シシド・カフカさんは本っ当にアンティーク着物がお似合いで眼福もの。

彼女演じる奈加さんが上記コーデにたすき掛けをして、

「浅草で、三味線より簡単に買えた」

というライフル銃をぶっ放すシーンはりりしく美しかった…

(公開当時映画館で見ましたが、念のため昨晩アマプラで、途中まで見返しました)

正面から見ても美しかったけれど、横顔や斜めの姿なんて、もういつまでも見たかったです。

多分、シシド・カフカさんは、普通の現代の着物…清楚な訪問着でも小紋でも、極道やステージ衣装みたいなのでも、紬でも色無地でも、何っでも似合うタイプの顔・骨格なのだと思いますが、劇中のアンティーク着物は拝みたくなるほど素敵でした。

というか、更に思い出すと後日NHKで演じられていた卑弥呼もめちゃくちゃ説得力があったので、服に愛されている人なのかもしれません。

出典:NHKスペシャル「古代史ミステリー 第1集 邪馬台国の謎に迫る」より

映画の話と言うより、シシド・カフカさんの話になってしまった。

だいぶ涼しくなってきたので、そろそろ着物を着たいな。

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