
ようやく30度を下回る日が増えてきて、風も秋らしくなってきました。
この夏は生き延びることに必死で、浴衣すら着れなかったなぁ…(ノд-。)💦
夏の間にお手入れに出しておけば良かったのに、気力体力が足りず何も手につかず、ようやく色々準備を始めました。
(遅すぎ)
とりあえず、洗い張りと丸洗いです。
洗い張りとは
着物を解いて、解いたバラバラの布を縫い合わせて、元の長~い反物状態にしてから水と洗剤で洗い、その後は板にピッタリ張り付けるか布の縮みを大量の竹ひごで均等に伸ばす「伸子張り」をしつつ、糊をひく…

この絵ですと、一番左の板張りにしているのは恐らく木綿、その隣の絞りっぽい薄ピンク(鬼滅の禰󠄀豆子の着物っぽい)のは絹物。
まさに「伸子張り」真っ最中なのか、下に竹ひごが散乱。
とても大変な作業です。
自分では到底できませんし、たとえ技術があったとしても反物を広げて干す場所がないので無理です。
私はこちらの2点を出す事にしました。
(解くのだけは頑張った)

特に銘仙の方は、完っ全に秋限定の柄なので、夏の間に動いておけば良かったと心底後悔している所です…
麦の小紋の方は、誤って手洗いしてしまいシュルシュルと縮んだものです…
縮緬は本当に手洗いダメですね………半襟で成功体験があって、いけるかと思いました。
ダメ元で依頼することにしました。
丸洗いとは
簡単に言うと、着物の形のまま洗浄する方法です。
歌川豊国の絵で言うと、右側の女性たちが頑張っている洗濯が該当するのかな。
竿に着物の形のまま、干して広げようとしています。
現代はドライクリーニングです。
こちらの襦袢と…

こちらの3枚を依頼することにしました。

アンティークなので断られてしまうかもしれませんが…
お店
以前も依頼したことがあったので、今回もこちらでお願いすることにしました。
(以前はアメブロでブログ書いていました📝)
↓
丸洗いは初めてですが、油も水溶性の汚れも除去するという画期的な洗浄システムとのことで期待大です。
仕上がってきたら、またブログ書きたいと思います📝
銘仙は今年の秋は間に合わないかもな~~~