ORICOLOG

銘仙が好き過ぎて、秩父銘仙後継者育成講座生になりました!

筬(おさ)通し➡ついに機織りへ‼

前回「綜絖(そうこう)通し」を死ぬ気で終わらせたものの、大量の綜絖(針金)が余った。

momodandelion.hateblo.jp

ずっと不安だったが、先生はアッサリ。
😃「多めに入っていたんだな!」
 
隣の織機の同期は
😊「私は(逆に)足りなかったから途中で足したよ」
と教えてくれた。
 
心の底からホッとした。
機神さまに祈りが通じたのかもしれない。
 
なのでこの日は、余った綜絖(針金)を取り除く作業からスタートした

次は、「筬(おさ)通し」の作業となる。

「筬(おさ)通し」の出番!
1本1本、前側の針金と後ろ側の針金に通した糸を、前・後1本ずつまとめて2本を筬に通していく。

前後2本をワンセットとして、取る

指を添わせる

筬(おさ)を引っ掛ける

スーッと引き抜く

これでまた1日、下手したらもっとかかるのでは…と思ったが、意外にも「筬(おさ)通し」の作業は1日がかりとはならなかった。

 

念のため、開始前、先生に
 
「例えば、この筬の1か所に間違えて4本入れちゃったり、もしくは1つ飛ばしにしてしまったらどうなりますか?」
 
と伺ったところ
 
😃「やり直しだな!」
 
と力強くおっしゃっていた…\( 'ω' )/
 
どうやら、同じところに4本入れてしまうより、1つ飛ばしの方が、より事態は深刻らしい…が、この時点ではまだ何も分からない。
 
とにかく、ミスしたら大変と、慎重に行った。

全て筬に通した!
ようやく、準備が整った。

7束に分けて、独特な結び方で結ぶ
横糸を入れる作業に進む。
つまり、遂に「トントン、カラリ」の機織りが始まるのだ。
 
まずは緯糸(よこいと)を選ぶ。
私の経糸(たていと)は、ラベンダーやグレーに、アクセントとして黒やピンクを少々入れた縞。
これが、なかなかに他の色とマッチしないのだった。

何だか、奇妙な色のチェックになっている…
誤算だ。
 
そうこうしているうちに、あっという間に講座終了の時間となってしまった。
 
祭りの湯で野菜とおやつを買って帰宅した。

毎回、何かしら買って帰っている。
だって美味しいんだもん。