(時系列でなくてごめんなさい🙇)

≪午前≫
この日は、いつもの織場ではなく捺染室でスタート。
捺染の先生から、型彫りについて教わりました。
今後必要なもの📝
①透明のマット
②型彫用のデザインカッター:30度が良いとのこと
③図面ケース


捺染講座を受けたクラスメイトによると、図面ケースは100均で 300円で売っているらしい。
でも、ふたが外れやすく、電車で中身をぶちまけたという恐怖体験 も併せて教えてくれました…
100均のはやめとこ。
自宅で練習する”型彫り”の型を選びました。


図柄について
図柄は、自分でデザインしても良いし、銘仙館所有の柄を使っても 良い。
これは非常に悩みどころです!
というのも、
自分デザイン ⇒ 何といっても、世界でただ1つのオリジナル
しかし、いかんせんド素人…
銘仙館所有柄 ⇒ 可愛い柄がたくさん!
自分の完全オリジナルではないが、配色でオリジナル性が出せる
と、ここで校長先生が
「うちにある柄も使って良いよ👌」
とおっしゃって下さる。

唐花模様や、大きな柏の葉の柄が特に可愛い❤

唐花模様は商品として販売していた時も、また過去の講座生の方か らも人気だったそうです。
そういえば先輩方の卒業作品展でも、展示されていまし た。
🥰この唐花の花を苺にして、花と苺の実に変えても可愛いな…
とか
🥰銘仙展で見たフルーツ柄が忘れられないっ!
とか
🥰思いっきりオリジナルで、狐の嫁入りを図案化しても可愛いな~
などなど、夢が広がります。
(夢なんだから、いくらでも語って良いだろう)
そもそも、銘仙展で「可愛いっ♡」から入った者なので、図柄を1 つに決めるのはとても難しい…
先生は、とにかく色々なデザインを見る事が大事、とおっしゃっていました。
これは別に銘仙…着物に限った話ではなく、博物館や美術館へ行ったり、気になる何かしらのパッケージを記憶にとどめておいたりという、世の中に溢れる”デザイン・図柄”にアンテナを張る事が大事、という意味かと思います。
私は博物館に行くのが好きだし、気に入った展示では図録を買うし、着物や銘仙の本も何冊か所有しています。
あれもこれも素敵っ❣というのが多すぎるのも、考え物だなと思っているところです…
≪午後≫
さて、午後は機織部屋へ。

綜絖通し(そうこうとおし)が始まりました。
イメージとしては、ぶら下がって固定されている長~い針に、ひら すら糸通しをしていく感じです。

その数、400本。
この作業、どう頑張っても…というか、頑張れば頑張るほど姿勢が ものすごく悪くなる。
そして、順番にやっていくだけなのに、なぜか自分が次どこをやれ ばいいのか分からなくなるのが不思議でもあります。
気が遠くなる「400本」ですが、木綿はまだ序の口。
絹糸になると一気に1300本 となります。
頑張るしかありません。


この作業開始時、初めて織機に座りました。
椅子部分に当たる板に腰かけた瞬間、既に終えられた7期の先輩から、本当の意味でバトンを渡された気がしました。
