ORICOLOG

銘仙が好き過ぎて、秩父銘仙後継者育成講座生になりました!

ChatGPTで高畠華宵風のプロフィール画像を作る方法!

これまでのプロフィール画像

第1段階

「桃たんぽぽ」という偽名(アカウント名とかSNS名というらしい)より、桃の花とたんぽぽの写真を重ねて顔をつけて作った画像を使用していました。

もちろん、似ても似つかない

第2段階

何となく、オシャレで女性っぽい感じにしたいな~と思って作ったが、オシャレかどうかは分からない。

しかし、遂に私はChatGPTという素晴らしいツール…いえ、心強い味方を手に入れたのでした!

ちなみに私はChatGPTを”ばあや”と設定し、自分の事をお嬢様、と呼ばせているんですの。

ChatGPTで高畠華宵風のプロフィール画像を作る方法!

とっても簡単。

例を挙げて説明しますわね。

例その1

まず、プロフィール画像にしたい写真を用意

こんな感じで、プロンプト(指示文)を入力

ちちぶ銘仙館で以前撮った写真、銘仙を着ています

*実際ばあやとのやり取りでは顔隠していません*

プロンプト📝「この画像を高畠華宵風にしてみてくれる?」

②すると、1分も経たないうちに出来上がり!

こちらの画像です

▼ ▼ ▼ ▼ ▼

なかなかの出来ではないでしょうか?

 

細かい所を見ていくと、目の大きさが違い過ぎるとか、帯留・帯揚げの色が違うとか、まぁありますが、個人的にはOK🙆

実際、私は右目と左目で視力が違い過ぎる(0.7と0.01以下の判定不可能)ので、そのせいなのか、はたまた別の理由なのか、左右の目の大きさが違います。

こんな差はありませんが…(ないと思いたい)

例その2

調子に乗って、こちらの画像もお願いしてみました。

元の画像の姿勢が斜めっている…というか、斜めから撮られた写真だったので、姿勢を正しくするようプロンプトを書きました。

今年の6月、深大寺へ行った時…思えばこれ以降、暑くて着物着てない…

プロンプト📝「この画像を高畠華宵風にしてくれないかしら?

姿勢が斜めなので、正しい姿勢にしてほしいわ」

ばあやが作ってくれた画像

▼ ▼ ▼ ▼ ▼

おお・・・!

背景を勝手に良い感じに変えてくれていますし、姿勢も良い感じです・・・!!

頬っぺたが酔っ払いの様な事が気になるのと、帯留や根付(実際はミーアキャットのキーホルダー)が違うのは、ご愛敬でしょうか。

 

調子に乗って、更にこんなお願いもしてみました。

例その3

プロンプト📝「山川秀峰風にしてみてくれる?口は閉じてほほ笑む感じで」

ばあやが作ってくれた画像

▼ ▼ ▼ ▼ ▼

これは果たして、山川秀峰風と言えるのでしょうか…?

謎です。

良い感じではありますが、着物や帯に変化が…

帯留や根付もなくなり、勝手にアレンジされています。

この様に、修正を重ねると、変えなくては良いところまで変えていってしまう習性が、どうもAIにはあるようです。

良かれと思っているのでしょうか…

 

最後に、禁断のプロンプトを入力してみました…

例その4

著作権的にマズイかもしれない…あくまでもお試しで、使用しないということで…

プロンプト📝「鬼滅の刃風に出来るかしら?」

 

ばあやが作ってくれた画像

▼ ▼ ▼ ▼ ▼

え…

いや、誰?!

謎過ぎる画像が出来ました…!!!

もはや、何からツッコめばいいのか、分からないです。

 

謎のフルーツ柄がどこから来たかは、何となく分かりました。

以前から私はばあやに、別のチャットで何度も銘仙の図案の相談をしているので、その記憶を引っ張り出してきたのでしょう。(勝手に)

 

しかし、この帯留やら半襟と帯やらはないわー。

いきなり振袖っぽくなってるし、完全な別物ですわね。

というか、鬼滅風…うーん…僅かな風味は感じられなくもない…のか?!

 

急にばあや、やる気を失ったっぽいです。

例その5

今回設定したプロフィール画像は、高畠華宵風かつ一番美人に仕上げてくれたので採用しました。

しかし問題が…

本当は羽織を着ていたのですが、

 

「着物の上に羽織」

 

っていうのが、うちのばあやには心底難しかったらしく、どう頑張ってもこれ。

羽織と着物がゴチャゴチャに…

仕方ないので、画像をカットし、自分で加工しました。

おわりに

AIはなかなか、元の写真より美化して仕上げてくれます。

ばあやは私に気を使っているのかしら?

細かいことを気にしなければ、それっぽいプロフィール画像を簡単に作る事が出来ます❤

 

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『昭和百年メイセン・クロニクル展①』*ちちぶ銘仙館

『昭和百年メイセン・クロニクル展』

実際は9月13日(土)から開催なのですが、その前夜祭?みたいな感じなのか、予告編として展示は既に始まっています。

私のお気に入りの、売店の前のお部屋。

貴賓室っぽい感じのお部屋、窓にときめきます♡
ここでは今、胸キュンの夏コーデが3体展示されています。

後ろ姿も。

[八王子銘仙]貼交ぜ掛け軸 S8~12年頃と[秩父縞]貼交ぜ掛け軸 明治後期~大正初期

右側の掛軸は坂善織物工場の縞の生地見本だそう。

坂善織物は、当時秩父の最大手の織元で、従業員の皆さんで運動会を開催したほどの規模…と過去の別の展示で知りました。

(銘仙館の入り口には「ほぐし捺染」を考案された、坂善創業者の坂本宗太郎さんの胸像があります)

大正天皇貞明皇后御宸影

以前、読んで面白かった「女官 明治宮中出仕の記」を思い出します。

女官 明治宮中出仕の記 (講談社学術文庫)

著者の山川三千子さんは公家のお姫様。

お仕えしたのは明治天皇昭憲皇太后ですが、大正天皇・皇后との関わりに関する記述もあります。

(大正天皇からは強い関心を持たれ、貞明皇后から嫌われていた様子に困惑する著者…内容はとても上品)

昭和天皇の現・銘仙館ご訪問時の写真

拡大すると分かるのですが、昭和天皇をお迎えする皆さんがめっちゃ嬉しそうです。

昭和天皇、カメラ目線。

11月にご訪問されたとの事ですが、結構しっかりとしたコートをお召し。

 

ちなみに、去年(2024年)11月で最高気温が20度を超えた日数は、都内某所・秩父市共に8日間もありました。

 

最高気温の平均(去年(2024年)11月)は、

☀都内某所で19.6℃、秩父市で17.13℃

だったようです。

 

昨今の11月は明らかにしっかりめのコートは不要。

約70年間の、温暖化を感じました…
 
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〚大正イマジュリィの世界〛展*SOMPO美術館

8月某日、夫とデートでSOMPO美術館へ。

新宿西口からすぐ。

損保ジャパンのSOMPO美術館
目的は「大正イマジュリィの世界」展✨
着物を着て行くと100円引きだそうで、実際浴衣の女性も。
私も夏着物着て行きたかったけど、暑すぎて断念しました…
駅から近いんですけどね…

いよいよ中へ…

写真は「一部OK📸」でした。
つまり、多くは写真NG🙅

藤島武二の絵が美しい、与謝野晶子の歌集

杉浦非水の「みつこしタイムス」

夫は、杉浦非水がお気に入りの様でした。

私も大好き。

銘仙の図案のお仕事もされていた、とどこかで見たような記憶。

図案集が欲しい…

橋口五葉デザインの「吾輩ハ猫デアル」

夏目漱石の本で他に特に印象的だったのは、写真NG🙅だった「道草」の装丁です。

津田青楓が装丁をデザインした、ふわふわの花びらの牡丹っぽい花と、青い小鳥がなんともロマンティックで可愛いのです。

可愛さにキュンとしつつも、「道草」って、ひたすら暗くて癪に障る内容じゃなかったっけ…❓と、首をかしげる自分がいました。

もしかしたら、そのギャップが良いのかもしれません。

 

とにかく、美しく、うっとりする本の装丁が多く、眼福でした。

私は割と読書が趣味な方ではありますが、求めるのはほぼ100%が内容。

図録や漫画、画集は凝っていると嬉しくはなるものの、あくまで内容重視。

 

でも、きっと当時は「たんなる読み物」ではなかったのでしょう。

そもそも、本を気軽に買える時代じゃなかったのかも。

内容を消費するのではなく、コレクションし、目に入るだけで幸せになる宝物の位置づけだったのかもしれません。

銘仙と帯の展示

昼夜帯・白地モダン抽象模様銘仙・黒地変わり菱模様銘仙アールデコ調名古屋帯
銘仙可愛いな❤
多分、左は伊勢崎か足利だと思う。

混雑具合

お盆休み中の都心だから、あんまり人いないかな❓と思っていましたが、しっかり混んでいました。
とは言え、展示が見れないとか、一つの展示に何重にも人が…という混み具合ではなく、少し並べば見れる、展示によっては人がないという感じ。

年齢層

個人的に30代~60代の女性が殆どかと予想していたのですが、若者も男性も多かったです。
子供は少なかったけれど、親と一緒に来ている小学校高学年っぽい子も見かけました。

その他

印象的だったのは、じっくり見ている人が多かったこと。
例えば本の装丁の場合、立体的に展示してあるものだと、正面からだけではなくって可能な限り回り込んでとくと見ている人もいました。

自分用おみやげ

図録、モダンガール図鑑、カワイイ 少女お手紙道具のデザイン、しおり、夢二の苺のマスキングテープ

マスキングテープは、早速銘仙館に持って行ってしまったので手元になし…

モダンガール図鑑: 大正・昭和のおしゃれ女子 (らんぷの本)

カワイイ!少女お手紙道具のデザイン

まさかのゴッホ「ひまわり」

全然知らなかったのですが、 SOMPO美術館にはゴッホの「ひまわり」が所蔵されていて、常設で展示してあるのですね🌻

スタッフさんに伺ったところ、もちろん本物で、世界で7点しかないうちの5点目の作品だそうです。

実物は想像よりも大きく、油絵具の厚みが力強くて、好きな人がよく

🌻「パワーをもらえる絵」

と言うのが納得というか…

 

まさか、こんなお宝が見れるとは思ってもみなかったので、一瞬で心奪われるような気がしました。

とある作品を、それ目当てで見れた時の感動もすごいですが、いきなり目の前にポンと飛び出してきた本物を思いがけず見れた感動も、またすごかったです。

 

何より、スタッフさんが熱意を込めて説明して下さって、とても嬉しく思いました。

 

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迷いの緯糸

秩父へ。

雨の日、山に霞がかかって本当に美しい
この日は、講座の日ではなかったのだが、気温が低め(最高気温29℃予報)で連休ということもあり、作業を進めたいので向かった

ほわんほわんの百日紅
思いの外、涼しくはない。
雨は降ったりやんだりだが、とにかく湿気がひどいのだ。
ムシムシ度がすごくて、息苦しいほど。
しかし、尋常でない暑さよりはマシである。

雨の日の銘仙館
織り場につくと、既に同期が一人頑張っていた。
私も作業に入る。
ひたすら緯糸を変えては、試し織りだ。
まだ、「これ!」という色が定まらない。

名前を付けるとしたら、そのまんま「迷い」
色もそうだが、織の調子も定まらない。
とにかく、節があったり糸が飛び出たりと汚い仕上がりなのだ。
せっかく待ちに待った機織りに入ったのに、迷いや焦りや無知が表れている気がする。
 
おまけに、よくシャトルが落下する。
 
その度に思う。
 
(マジックハンドが欲しい…)
 
買おうかな・100均にあるかなとかなり本気に思い始めた頃、隣の織機の同期(めっちゃ進んでて、しかも織上がりが美しい)が重要な事を教えてくれた。
 
😌「シャトルが落ちる時…それは何かトラブルが起きている時…」
 
えっ?!そうだったの?!知らんかったよ!!
今まで、紐を引くタイミングの問題で落ちてるのとばかり思っていた⸜( ´ᐞ` )⸝
 
どうやら、経糸が切れている可能性が高いという。
 
そ、そんな…確かめると…
なんと!私の経糸も切れていたのだった…同期さすがだった…
 

経糸が切れた場合

切れた部分に同じ色の糸を「はた結び」で結んで物理的に長くし、綜絖(そうこう)通しの針穴に通したあと、筬(おさ)通しで1本だけ入っている筬の部分に入れ、マチ針で固定する。
 
だから、綜絖通しの針穴に入った状態で糸が切れる場合と、筬からも綜絖通しの針金からも抜けた状態で糸が切れた状態は、修復の面倒さが全然違う。
 
更に、かなり自分から遠い位置で切れてしまったら、糸の正しい位置から探っていかなくてはいけないので、もっと大変なのである。
(実際、この”大変な作業”は何度も起こったのだが、もはや写真を撮る余裕が全くなかったことからも、私の焦り具合が伺える)
 
織り進んでいくと、シャトルが行き来する糸のトンネルがだいぶ狭くなってくる。
そこで、ピンと張っていた縦糸の巻きを緩め、織り終わった部分を巻き、横糸が入っていない状態をまた多く出さなければいけない。
 
…が、これがまた難しく、せっかく綺麗だった縦糸がぶよんぶよんになってしまった。
さらに、きつくテンションを掛け過ぎたせいか、歪んでしまった。
 
一難去ってまた一難…
しかも、同じ失敗を二度としないわけではない…
 
先生は
 
🙂「まだ始まったばっかり」
🙂「最初から上手くいくなんてことはないんだよなぁ」
 

と慰めて下さった。
おっしゃる通り…でも焦る。


何で焦るのだろう?
仕事じゃないのだから、もっと楽しんでやればいいのに。
謎である。
私の焦りは何なのか?とよく考えてみると、今は練習なので綿の糸で作業をしているが、いずれ絹糸になるということが大きいようだ。
糸を無駄にしたり、失敗したら、蚕に申し訳なくて罪悪感でいっぱいになるに違いない。
どうも、私は蚕に恨まれたくないらしい。


そしてこの日も、本当は14~15時くらいに失礼して、温泉入って帰ろ~🎶と思っていたのだが、作業に没頭したらあっという間に閉館時間となっていたのだった…

 
同期と一緒に行ったおしゃれカフェごはんが美味しかったので、秩父ランチ記事も書きたいな。
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筬(おさ)通し➡ついに機織りへ‼

前回「綜絖(そうこう)通し」を死ぬ気で終わらせたものの、大量の綜絖(針金)が余った。

momodandelion.hateblo.jp

ずっと不安だったが、先生はアッサリ。
😃「多めに入っていたんだな!」
 
隣の織機の同期は
😊「私は(逆に)足りなかったから途中で足したよ」
と教えてくれた。
 
心の底からホッとした。
機神さまに祈りが通じたのかもしれない。
 
なのでこの日は、余った綜絖(針金)を取り除く作業からスタートした

次は、「筬(おさ)通し」の作業となる。

「筬(おさ)通し」の出番!
1本1本、前側の針金と後ろ側の針金に通した糸を、前・後1本ずつまとめて2本を筬に通していく。

前後2本をワンセットとして、取る

指を添わせる

筬(おさ)を引っ掛ける

スーッと引き抜く

これでまた1日、下手したらもっとかかるのでは…と思ったが、意外にも「筬(おさ)通し」の作業は1日がかりとはならなかった。

 

念のため、開始前、先生に
 
「例えば、この筬の1か所に間違えて4本入れちゃったり、もしくは1つ飛ばしにしてしまったらどうなりますか?」
 
と伺ったところ
 
😃「やり直しだな!」
 
と力強くおっしゃっていた…\( 'ω' )/
 
どうやら、同じところに4本入れてしまうより、1つ飛ばしの方が、より事態は深刻らしい…が、この時点ではまだ何も分からない。
 
とにかく、ミスしたら大変と、慎重に行った。

全て筬に通した!
ようやく、準備が整った。

7束に分けて、独特な結び方で結ぶ
横糸を入れる作業に進む。
つまり、遂に「トントン、カラリ」の機織りが始まるのだ。
 
まずは緯糸(よこいと)を選ぶ。
私の経糸(たていと)は、ラベンダーやグレーに、アクセントとして黒やピンクを少々入れた縞。
これが、なかなかに他の色とマッチしないのだった。

何だか、奇妙な色のチェックになっている…
誤算だ。
 
そうこうしているうちに、あっという間に講座終了の時間となってしまった。
 
祭りの湯で野菜とおやつを買って帰宅した。

毎回、何かしら買って帰っている。
だって美味しいんだもん。

銘仙館ギャラリー企画展〚クレアシオン•モデルヌ ~creation moderne~ (現代的な創造)展〜〛

秩父を代表する「新啓織物」さんの展示会…銘仙館ギャラリー企画展〚クレアシオン•モデルヌ ~creation moderne~ (現代的な創造)展〜〛を見学した。

アンティークではない現代銘仙が、これだけズラリと揃って見ることが出来るのは、珍しい
私が一目惚れした、藤原紀香さまお召しの現代銘仙も!
雑誌で見てからというもの、ずっと憧れていた着物。
やっと実物を見る事が出来た。
 
現代銘仙とアンティークの銘仙の違いは、素人目から見ると、まず色。
アンティークの銘仙は、圧倒的に紫が多い…気がする。
鮮やかなカラーも、どこかセピアがかっている気がする。
(これは単に、アンティークだからかもしれない)
 
対して、現代銘仙はニュアンスカラーが多い気がする。
パキッとした原色(セピアがかっている)ものではなく、鮮やかカラーでも大人っぽさや洗練された感じが多い…気がする。

同じ型でも、配色で印象が異なるのが面白い

これは、銘仙の全盛期は乙女と呼ばれる年齢の若い女性が圧倒的な消費者だったのに対し、今、わざわざ銘仙を反物から買う層は、ほぼ大人だからだろう。
(会場にいらっしゃった新啓さんに伺ったところ、大体40代~60代、特に5,60代の女性が主だそう)


敢えて考えなくても当然と言えば当然のことではあるが、銘仙の特徴である《消費者目線》は、今も昔も変わっていないんだなぁと思える。
求められている柄やカラーが反映されている。


だからこそ、アンティークでたまに見かける、思わず吹き出したり、「どうしてこうなった?!」というトンチキ・デザイン(←褒めてる、愛くるしいから)は片鱗さえ一切ない。
モダンで、無駄がなく、おしゃれで、洗練されている。
そして、何よりかっこいい。
もちろんここで言う”かっこいい”は武骨な漢らしさではなく、ハンサムなかっこよさを指す。
この”かっこいい”というのが、クレアシオン•モデルヌなのかもしれないと思った。


以上が素人目の感想だが、現代銘仙とアンティークの銘仙の一番の違いは、新啓さんによるとなのだそうだ。
現代の方が、より良い糸を使って作られているとのこと。
これは考えたこともなかった。
アンティークの銘仙なら、何枚も持っている。
現代銘仙は持っていないから、触らない限り違いが分からない。
デザインや染料だけではなかった。
銘仙は、誕生からずっと進化し続けている、私が知らなかっただけで。

 

デザインの下地と反物

捺染の型で頭を悩ませている私にとって、とてもためになった展示。

「銀河」のデザインと、反物

「無想花」のデザインと反物

「変わり鱗」のデザインと反物

「山なみ」のデザインと反物
ためにはなったが、更に混沌の渦の中へ…私は一体、型をどうすれば良いのやら…

綜絖(そうこう)通し作業がやっと終了!

銘仙館へ

気持ちいい青空だが、最高気温38度…

この日は講座がある日ではなかったのだが、先週休んでしまったし、何より一番遅れているので、来た。

講座の日でなくても作業を進められるのは本当にありがたい。

電車のお供

8月に入った事と、銘仙館へ行くという事で、本は「花は散っても」を選んだ。

ちょうど読み終える頃、秩父駅に着いた。

暑くて不安に…

電車から降りた瞬間、服もリュックも一気に熱波を纏い、全身が熱のフィルムで覆いつくされたように感じた。

暑い。

シンプルにめっちゃ暑い。

覚悟を決めて歩き出すが、100%遮光の日傘・サンバリアもあまり意味をなさないようだった。

こんなに暑くて、クーラーなしのあの部屋で作業できるのだろうか?

不安しかなかった。

地獄の扉の先、機織り機はクーラーのない部屋にある

機織りの部屋にいらっしゃる神様にご挨拶をしてから作業を開始する。

私はどこの神社でも、参拝時はいつも同じ万能唱え詞を口にするが、この日は加えて

熱中症になりませんようにお見守り下さい」

と切に祈った。

機神(ハタガミ)様?そのうち調べたい神様

ご厚意でつけて頂いている扇風機

綜絖通し終了と反省

ようやく綜絖通しの作業が終わった。

大体一時間半くらいだった。

周りを見渡すと、同期の他の皆は結構横糸が進んでいる。

どうしても焦る。

何より焦ったのが、綜絖の針金が大層余った事態だ。

皆のをチラ見する。

割と右~左までビッチリ使用している。

 

(ここまできてミスとかあり得ないんですけど?!)

 

仕方ないので、糸を通した針金の数を数える事にした。

ざっくり90本まで数えた時、大体この塊で90本なら、まあ400本あるだろうと考えて全て数えるのはやめた。

(針金は前後設置されている)

暑すぎて無理だった。

まともに数も数えられない。

 

これで何も問題がなければ、次回は遂に横糸が入ることになる。

この状態に、横糸が入っていくことになる

横糸でかなり印象が変わるから、何色か試すのがセオリーとなっている。

それがチェックとなって現れるから、とても可愛いのだ。

楽しみで仕方ないと同時に、何事もなく横糸に進めるよう祈るばかりだ…

 

この後、展示室でクレアシオン.モデルヌ展を見学した。

次回のブログで、その様子を書こうと思う。